次のお気に入りを探して

家の隣の空き地は広く、何もなく、春になるとワラビがたくさん生え、溝にはセリが出てくるそんなよい環境のところにうちの犬は住んでいます。隣の空き地は管理者が何も手入れをしないので、近所の方で年に何度か手入れをしています。我が家の犬もその手入れに一役かっています。まぁ、体がそれほど大きくないので、走り回っても大して草は抜けないのですが、ヘビがくると吠えて戦ってくれていたので、家の中にへびが入ってくることははりませんでした。時々、負傷して顔をパンパンにはらしていることもありますが(苦笑)そんなとなりの空き地が大好きだった我が家の犬ですが、今年に入り、隣の空き地に買い手が付き、工事が始まりました。犬の小屋すれすれのところまで重機が入り、我が家の犬はあまりの音の大きさに床に潜り込み、必死に耐え、時には恐怖のあまり、泣き叫ぶほどでした。少し離れた場所につないだり、隣の家にお願いして、隣との境につながせてもらったりと、工事の状況に合わせてジプシー生活を強いられてしまいました。工事が終わる夕方になると、また小屋に戻ってくることができましたが、何を思ったのか、リードが伸びる限り隣の敷地に入り、大きな糞を二か所にしたではありませんか!今まで、そんなところでしたこともなかったし、トイレは必ずお散歩の時にしかしたことがなかった我が家の犬が、隣の敷地で糞をしたんです。相当腹が立ったんでしょう。今まで見たことのない大きなショベルカーに、大きな工事の音を間近で聞き、自分の大好きだった場所がどんどん壊されていく様は犬にとってもどうしようもなく腹立たしかったようです。もう、大好きだった場所は更地になり、太陽光パネルがならんで、もう遊べなくなりました。もちろん、春のわらびも取れません。残念ですが、隣に家が建つよりましだったのかな?とも思います。犬にとっては悲しいばかりですが、今は桜の木のもとで、心地よい風を感じているようです。もう、新しいお気に入りを見つけたみたいでほっとした飼い主でした。

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